サヴォアな生活 -La vie en Savoie-

フランス片田舎の徒然日記

大仕事!旬のイチジクでジャムを作ってみた

Bonjour !

あっという間に8月も半ば過ぎ
今年の夏は厳しい暑さが続いたフランス
今年もイチジクが旬を迎えました

日本だとあまり馴染みがない果物、だと思うのですが(私はこちらに来て初めて食べました)
こちらでは庭先に植わっていたり、スーパーでもよくみかけます

実は義実家にもイチジクの木があるんですが、義母も義父も料理をしない人であまり興味がないらしく...
毎年私と夫で少しずつ熟れていった実を収穫しては、サラダにしたり、ジャムにしたりヨーグルトと一緒に食べてみたりと旬の味を楽しませてもらっていたのです

そして今年、8月初旬
猛暑と雨の降らない日が続いた今夏
たくさん実はなれど緑色でなんだか固そうだなぁ、収穫にはまだまだかかりそう...と思っていたところに恵みの雨
その数日後、たまたま義実家に寄ったらなんと!
緑色だった実が紫に色づいて食べごろになっているじゃないですか!
しかも大量に!
明日を待つと鳥に食べられてしまうということで、夫と大慌てで収穫(慌てすぎて写真を撮り忘れた)
その総量、4Kg!

Figues 4kg 01
完熟イチジク 4Kg !
Figues 4kg 02
このままでも美味しそう♡

こんなに収穫できたのは初めて
こんな量になるんですね...!

さすがに4Kgの完熟イチジクは食べきれない...ということで今年は全てジャムにしてみました

材料も作り方も、至ってシンプル
イチジク、砂糖、レモン汁を煮るだけ!

なのですが4Kgともなるとヘタ取りと、実を適当な大きさに切る作業が思いのほか大変でなかなか終わらず(笑)
しかも十分な大きさの鍋がなかったので2回に分けて作ったんです
さらに猛暑の中、冷房がない我が家...(フランスは冷房がない家がほとんど)
瓶の煮沸とイチジクの煮込みの過程で汗だくになりながらの作業となりました

でも頑張った甲斐があり、美味しいジャムが出来て大満足!!
瓶10個と小さ目のボウル1つ分のジャムになりましたよ

Contitures figue 01
Le Parfait社の瓶10個分になりました
Confitures figue 02
旬の味がぎっしり!

今年も旬の味を楽しめそうです

ジャムの材料と作り方を下に書いておきましたのでよかったら参考になさってください

それではまた
A bientôt !



<材料>
☆イチジク(へたを取っておいたもの)2Kg
☆砂糖 1Kg(イチジクの総量×50%)
☆レモン汁 大さじ2~3
そのほかに煮沸消毒したスプーン、蓋付き瓶、煮沸用の鍋、清潔な布巾、トングを用意する
※4Kg分を一気に作れそうな大鍋がなかったので今回は2Kgを2回に分けて作っています
※お砂糖はCassonade(きび糖?)を使用


<作り方>
1.下準備として、イチジクをよく洗い、水気を切り、ヘタを取っておく
2.イチジクを適当な大きさに切り(薄切りでも、なんでもOK)、鍋に入れる
3.2.のイチジクの重さ×50%の砂糖を鍋に加え、軽く混ぜて30分~1時間ほど置いておく
4.鍋を強めの中火~強火にかけ、10分ほど煮る
5.アクが出てきたら取り除く
6.アクが落ち着いてきたら中火にし、レモン汁を加え、焦げないように気を付けながら煮込む
7.とろみがついてきたらジャムテストをして、よさそうであれば煮沸しておいた瓶に詰める
※ジャムテストと瓶の煮沸方法、ジャムの瓶詰の仕方は調べると出てきますのでそちらを参考になさってください

Enchanté ! はじめまして!

Bonjour !

はじめまして、Umemaruです。


2017年夏からフランス、アルプス山脈にほど近いサヴォア地方にフランス人の夫と、今年2月に生まれたばかりの娘と3人で住んでいます。


今夏に在仏5年目となる2022年


出産という人生の一大イベントを機に、娘の成長や海外での子育て、国際結婚夫婦の日常やフランス生活で見たり聞いたり、感じたことなどを書き記していこうと思います。